私は入社してもう17年ぐらいになります。いま自分で数えて驚いたんですが、やっぱり自分が最終的にどこで働いているかって、大事だと思うんです。私は同業種からの転職でしたが、野原は「スクラップといえば野原」と言われるほどで、金属回収ではこのあたりではパイオニア的な存在でした。静岡の資源会社の中では野原は昔からやってる老舗のイメージで、幹線沿いにあるので知名度も高いと思います。

会社には様々な車両がありますが、いわゆる「ヒアブ車」と呼ばれる、特注のクレーン車両が何と言っても自慢です。この車両は、磁石のついたクレーンと動く荷台が一緒になっているので、一台で回収作業が完結する、言ってみれば野原のスペシャル車両（笑）。日本にも数台しかないんじゃないでしょうか。
この車両は現場社員から要望を出して、経営層が特注で用意してくれたんですが、そういう現場の声を大事にする社風も野原ならではだと思います。

作業をする際に気を付けていることは、とにかく「無理をせず、安全第一」。無理をして作業すると、けがや事故につながるケースが多いからです。会社で開催される研修会でも、実際に起こったケースをモデルに、実演をしながら解説してくれるので、気を付けるポイントが分かりやすいですね。

あとは、「もったいない精神」が自然と身につきます（笑）落ちているねじ一つでも、大切な資源。自分が拾って、リサイクルすることで会社の売り上げにも直結しますから。

これからも、野原の一員として、社会に誇れる仕事をコツコツ続けていきたいと思います。

仕事としては、シンプルで昔ながらの仕事ですが、これからの社会を考えたときに、私たちの仕事はもっともっと魅力的で充実感のあるものになっていくと思います。野原に将来性を感じ、私たちと一緒に楽しく仕事がしたい方、お待ちしています。